ブルー・オーシャン戦略

なんか、最近忙しい…。


まあ、そんなことは置いておいて、本を読んだので感想でも書きますわ。

本書の大まかな流れは、ブルー・オーシャン戦略についての説明、戦略の立て方、そして戦略実行、といった形でした。


ブルー・オーシャン戦略についての私の理解としては、一言で言えば土俵を替えてビジネスを行なう、というもの。
最近のわかりやすい例でいけば任天堂のDSとかWiiとかがそれにあたるかと思います。
ちなみに、他社と同じ土俵で戦うことを、ブルー・オーシャンと対比しレッド・オーシャンと表現しています。
他社と同じことをやった場合、どうしても最後は価格勝負になり、体力勝負に持ち込まれるパターンが世の中では非常に多いですが、それをやり続ける場合あまり儲けることができず、いかにして固定概念を崩してビジネスを創出していくか?ということが重要になってきているんだな、と思います。
でも、なかなか固定概念を崩すというのは難しいんですけど、本書ではそれを助けるツールやフレームワークを紹介されています。
実際に使ってみてはいないんですが、ぜひ使ってブルー・オーシャンを創出してみたいですね。


今の仕事はITの保守・運用なんですけど、まあ、この業界も基本的にレッド・オーシャンなわけで。
不況になってからは、顧客に買い叩かれている感がどうしてもあるんですよね。
他社との差別化を考えて日々の業務は行なっているものの、おそらくはこれまでの概念を崩せてはいないんだと思います。
本書のエッセンスが使えるものなのか、検証を含めて一度やってみようと思います。